日別アーカイブ: 2015年1月27日

廃墟と建築

初めまして、変人で有名だと自負しているデザイン委員会の篠原里織です。ちなみに、愛知淑徳大学に在籍しております。ゲストで書かせていただきます。

さて、極めて変人な私が何を書くかというと、私の大好きな『廃墟』について、であります。建築と関係あるのか否か、ということはまあ、さておいてください。
どうしても廃墟の魅力をここに記したかったのです。廃墟マニアの主張です。

私の廃墟愛のきっかけはかれこれ数年前に遡ります。。。

やっぱり目覚めたきっかけは覚えておりません、すいません。

私の学校、特に都市環境デザインという学科に所属しているのですが、私の廃墟好きはわりと有名です。なので廃墟のことをそこでは抵抗なく語れます。
しかし、廃墟について悪い印象しか持っていない人の方がこの世の中では大多数なのではないかと思います。そう、私は確かにMinority。いや~Minorityには辛い世の中ですね。言いたいことも言えないこんな世の中は、、、、、、○イズンですよ。

廃墟には、心霊話が尽きませんし、もしかしたら浮浪者と遭遇するかもしれませんね。本当に怖いところですよ。みなさん決して行ってはダメです。命惜しくば。
命なんかどうだっていいという残念な人は聞いてね。
私は特にラブホテルの廃墟が好きです。なんて妖艶なんでしょうね。
廃墟とは、率直に表すなら、人間が捨てた用無しの残骸です。壁はただれて、床は抜け落ち、窓ガラスは風雨などにより破壊され、見るも無残なその姿の何に惹かれるのか。

廃墟には栄枯盛衰という四字熟語がピッタリです。
まさに私は廃墟において、栄枯盛衰を感じているのです。
それこそが廃墟マニアの醍醐味なのです。ね、廃墟が好きと感じている物好きなあなたもそうでしょう?

ホテル、旅館の廃墟でいうと、この受付で一体どれだけの人が疲れをいやしに来たのだろう。数十年前には、一体どれだけの笑顔が溢れた場所だったのだろう。ここにこうやって人が入ってきて、受付を済ませて、個々のあてられた部屋に入っていく。そんな何十年も前の来訪者の軌跡を、頭の中で描くのです。その軌跡が正しいかどうかなんて、分かり得ません。でもただそれだけが楽しいのです。ですので、人が使用したであろう形跡が残っていると、とても胸がワクワクします。それを元に頭の中の過去が随分と広がります。私にとっては至高の時間なのです。
ラブホテルの廃墟が好きな理由については、、、、乞うご期待ということで。

廃墟の元は、今ある建築に通じます。私たちが何気なく見ている建築も、いずれ必ず廃墟になるのです。建築によって、廃墟になるまでの時間は大差あると思いますが。
そこで、問います。
あなたは廃墟になった姿まで想像して設計をしていますか?

廃墟になった建物など、どうでもいいと思う方もいらっしゃるかと思います。
しかしそれでは残念です。
建築というのは、昔も今もそしてこれからも、私たち人間を魅了し続けるべき存在です。
衣食住の住の部分なのですから。
心が込められた建築というのは、後世になってからも輝きを放ち続けます。
使われなくなった建築にも、ぜひ、形ある限り輝き続けて欲しいものですね。

これを読んで、廃墟の魅力について考えるきっかけになってくだされば幸いです。

そして、私と廃墟の話してください。一生のお願いです。

それではみなさん、アディオス。