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今日の建築家④

[今日の建築家]

丹下 健三 (たんげ けんぞう)

大阪府出身
東京帝国大学  工学部  建築学科を卒業。

ル・コルビュジェに傾倒し、
その教え子である前川 國男の建築事務所に入ります。

 

日本では、「世界のタンゲ」と言われたように、
日本人建築家として最も早く日本国外でも活躍し、
認知された1人。

第二次世界大戦復興後から高度経済成長期にかけて、
多くの国家プロジェクトを手がけています。
磯崎  新、黒川  紀章、槇  文彦、谷口  吉生などの
世界的建築家を育成しました。

 

[香川県庁舎]

1958年に丹下健三が設計した建物で、初期の代表作の1つ。
高層棟と低層棟からなる建物です。
高層棟では、伝統的な木造建築の構造を
コンクリートの柱と梁で表現しています。

 

[東京カテドラル聖マリア大聖堂]

8枚のシェル構造の外壁によって成り立っているのが特徴です。

上空に伸びる8枚のシェルは、頂上部で十字架を
形づくっている現代的な現代的な構造技術を用いています。

また、内部はコンクリート打ちっ放しに
トップライトの光で、迫力のある空間となっています。

 

[広島平和記念資料館]

コンクリート打ちっ放しのピロティが特徴の建物です。
慰霊碑や広場、原爆ドームと共に意図的に
一直線上に並べられており、ピロティから
慰霊碑や原爆ドームが見えます。

今日の建築家②

[今日の建築家]

ルイス・バラガン (Luis Barragan)

メキシコ、ハリスコ州出身。
独学で建築を学び、彼は設計図を書かず、
イメージでスケッチを書き、
それをアシスタントが図面化して建てたと言われています。

 

「サテライトタワー」

メキシコシティのランドマークにもなっているサテライトタワーは、
1957年に作られた作品です。
5本の塔で構成された不規則な塔は、見る位置や角度によって塔数が違うように見えたり、面や鋭角に見えます。
車で塔の周りを走り抜けることを想定して計算されているため、
塔の方が動いているような錯覚にさせます。

 

「ルイス・バラガン邸」

2004年に世界遺産に登録され、
彼自身の終の住処ともなった自宅です。
メキシコ伝統の閉じた住宅や、独特の色使いを愛しました。
彼はメキシコで生きる縁も大切にしており、
写真は建築家の安藤忠雄が「光の教会」で
インスパイアを受けたとも言われる自宅の空間です。

 

「ヒラルディ邸」

ルイス・バラガン最後の作品です。
この建築は「ルイス・バラガンの最高傑作」という人も多く、
世界遺産にも登録されています。

簡素で幾何学的なモダニズム建築の中に、
水・太陽の光・ピンク・黄色・紫・赤などの鮮やかな色彩を
建築に大胆に取り入れており、鮮やかな壁や空間が特徴的です。

中庭にはジャカランダの木があります。

バラガンは、このジャカランダの木に惚れ込み、ヒラルディ邸の設計を受けたと言われています。
この木が無かったら、傑作と言われるヒラルディ邸は存在しなかったかもしれません。