建築恋愛トーク論法

こんにちは。

今回建築コラムを担当します、審査委員会副委員長、名古屋工業大学建築系2年、谷川浩一です。よろしくお願いします。

NAFの開催までの日数もわずかとなってきました。
今年も去年に引き続き白熱した議論で両日共に盛り上がっていただけるよう、審査委員会では総力を上げて準備を進めております。

卒業設計展の公開審査では、一般的に審査員同士での議論の末、賞が決定されます。
しかし去年、僕が1年生だったころ、この議論の内容というのは建築を勉強し始めたばかりの僕にとって、難しい言葉の羅列、抽象的な表現、時折混ざってくる英語、それらが組合わさったものといった印象を抱いていました。

そこで当時の僕が考えたのは、「建築恋愛トーク論法」
その建築がどういったものなのかを議論することは、なんとなく「恋愛トーク」に似ているな。と、当時の僕は考えました。
抜群の造形美を持ち、とても魅力的なファサードを兼ね備えた建築は、いわゆる「イケメン」
そういったルックスを持ちながらも、機能的に優れない、環境に悪影響を及ぼすような建築は、いわゆる「残念なイケメン」

「この建築は造形的にも美しいし、周囲の環境にもとけ込んでいるんだけど、内部の平面計画で見ると動線が回りくどいよね」
これを「建築恋愛トーク論法」的に変換すると、
「彼って、顔もイケメンだし友達も多くて人気者なんだけど、素直じゃないよね。いわゆる、ツンデレ?」
といった具合になります。

難しい議論も、こういうアプローチで聞くと公開審査をより楽しめるのではないでしょうか。

3月11日.12日に開催となりますNAF2015におけるみなさまの沢山のご来場を心よりお待ちしております。