ゼロから問い直す

こんにちは。信州大学2年広報委員の増間優介です。

阪神淡路大震災から20年が経ち、
もうすぐ東日本大震災から4年が経とうとしています。

東日本大震災をきっかけに、
著者が建築をゼロから問い直した本に出会いました。

『小さな建築』(隈研吾著、岩波新書)という本です。

「建築史を動かしてきたのは、
 画期的な発明や、技術の進歩などの幸福な出来事ではなかった。」
「大きな災害が建築の世界を転換させてきた」

「生命の危険を感じたとき、
 人間という生物は、頑丈な巣に頼ろうとする習性がある。」
「人間は弱く、遅かった。
 だから巣に頼る癖があった。建築に依存する癖があった。」
と、著者は語ります。

著者はこの本を通して、あるものを探しています。
それは、「自分という弱くて小さな存在を、世界という途方もなく大きいものにしなやかにつなぐ方法」です。

「小さな建築」という言葉から、あなたは何を考えますか?
「小ささ」とは、いったいどういうことだと思いますか?

小さな建築

この本では、
「積む」「もたれかかる」「織る」「ふくらます」というキーワードによって
「小さな建築」が語られています。

災害と向き合い、「小さな建築」を見つける旅に出てみてはいかがでしょうか。

今年の3月11日、12日に開催されるNAF2015中部卒業設計展が
何かを問い直す良いきっかけになれば嬉しいです。