月別アーカイブ: 2014年12月

意匠じゃない建築学生の発見。。。

NAFには意匠専攻でない建築学生もいます。私です。

たまたま施工の授業の内容に関することを体験することがあったので書きます。

去る今年の10月17日に文化審議会から新たにいくつかの建築物を国の重要文化財に指定する旨の答申がなされました。
≪国宝・重要文化財(建造物)の指定について – 文化庁http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/2014101702.pdf

伊藤忠太設計の築地本願寺本堂らとともに指定されたのが名古屋市庁舎と愛知県庁舎です。
どちらも昭和前期の建物で

名古屋市庁舎は正面の高塔と特産のタイルによる独創的な意匠、

愛知県庁舎は名古屋城に近い入母屋造屋根をもち、当時の建築思潮をもっともわかりやすく具現化したとされています。

ここまではいかにも教科書的ですが、、、

ただほめるのもアレですし。。。。。

1930年代にできた建物だけど、コンクリートとか大丈夫なのかなぁと気になる性格なもので

先日11月3日は文化の日で

名古屋市庁舎と愛知県庁舎の一般公開があったので行ってまいりました!!

とはいえ恥ずかしながら普段のお勉強がまずまずなので、無い知識で少しでも発見があればと思いですが。。。。。

定番の窓から斜めに入るひび割れを発見!

あと、下の写真は名古屋市庁舎の屋上、パラペットのところなのですが、やはり80年選手で、雨が直接当たり続けたということもあり、下のモルタルの部分がはがれてしまっていました。

拡大すると、この鉄筋は現在ではほとんど用いられていない丸鋼を発見し、施工の歴史を実感しおおぉ~ってなりました。

(丸鋼とはでこぼこのない鉄筋のことで、コンクリートとの付着力が弱いため現在ではほとんど使われていません。 )

教科書と目の前の建築が一本につながった瞬間の興奮を噛みしめた次第です。