牧 聡 のすべての投稿

「給料に対する男の満足度は、妻の姉妹の夫より多く稼いでいるかで決まる。」

「給料に対する男の満足度は、妻の姉妹の夫より多く稼いでいるかで決まる。」

20世紀のジャーナリスト、H.L.メンケンの言葉。

たくさん稼いだところで、身近な誰かがもっと稼いでいたら。。。

そうではないと思いたいが、そんな気もしなくはないというのが正直なところでしょうか。。。

建築作品の評価は結構あいまいだったりする。

フィギュアスケートみたいに採点項目があって、この建築は○○点とかあったら比べやすい。

提案の面白さ  3.66点
デザイン性   2.88点
プレゼン    4.01点
コスト     2.45点
機能性     3.67点
etc… 

そうなったら日本全国で比べられるし、何年か前の作品とくらべることもできるだろう。

建築の評価は時と場合によって流動的だ。

周辺の環境は?
施主の希望・性格は?
誰が設計したか?
世相はどうか?
etc..

さらにコンテスト系では

「誰が評価してるか?」
「だれの横で発表するか?」

こういったことも、その場の「自分(の作品)」の比較対象となり自分の見られ方に影響します。

こういった建築の評価における「相対性」の影響はそれほど大きくないけど、完全無視もできないと思いません?

そう、特に姉妹のいらっしゃる奥様や彼女をお持ちの方。。

この世には2種類の建築学生がいる

建築学生たるもの常に己の体力の限界と戦うことを強いられます。

特にこの時期は設計課題が終盤にさしかかり、寒さも相まって体重が不健康に減る生活をしている人も少なくないかと・・・

(周りもみんなおんなじ条件だから愚痴こぼすわけにもいかずというむなしさも大きい )

そこで建築学生には2種類の人間がいます。

片方はデザインやっている人。これが先ほど触れた方々です。

もう片方はデザインやってない人。

デザインだけが建築ではないです。(小声)
↑NAFのスタッフとしては不適切

今回は、現在自分が取り組んでいる設計課題について書きたいと思います。

名古屋大学の3年である自分は「環境システム設計及び演習」を履修しています。

住宅や小学校などのデザイン設計とは異なります。

各自で10階建ての事務所ビルを設計し、それに関する空調熱負荷計算して空調機・ダクト系統を設計していくんです。

今日はその一部を紹介します。

まず、空調をする部分の熱負荷を計算します。

IMG_2357

貫流熱や、日射による熱、照明による熱負荷、人による熱負荷、外気流入による熱負荷などなど、様々な熱負荷を求めて合計します。

次に、その熱負荷に見合う吹き出しの個数や位置を選定します。

IMG_2356

冷気(暖気)が全体に行き届くように配置します。

(バランスよく配置できるとうれしいけど、そういう時に限って梁と重なって収まらないーーなんてことも)

その後、空調機と吹き出し口をつなぐダクトの設計をします。

IMG_2353

ダクトの配管や、大きさ(←圧力損失から計算する)を決定します。

といった感じです。やればやるほどはまっていく設計です。。

以上、デザイン以外にもこんなことやってる建築学生もいますという紹介でした。

とはいえ建築の花形は意匠設計に違いありません

デザインの方々健闘を祈ります



次回連続レクチャー講師:大西麻貴さんのご講演における6つのポイント

次回連続レクチャー講師、大西麻貴さんの講演について注目ポイントをいくつか挙げてみたいと思います。

1.愛知県出身

愛知県出身の大西先生はどのような感性をお持ちなのか?
同郷の読者は特別な通ずるものがあるかもしれない。。

2.女性講師

今までのレクチャーは男性の講師が多かったので、第一線で活躍されている大西先生はどんなことを感じていらっしゃるのだろうか?
(「女性ならでは」という表現は失礼かもしれませんが。)

3.京都大学・東京大学大学院修了

愛知だけでなく、京都や東京でも学生生活を過ごされた先生の都市計画の視点からの建築観はいかに。。。

4.学生のころから数々の賞を受賞

せんだいデザインリーグ2006卒業設計日本一決定戦」での3位入選など輝かしいキャリアをお持ちで、学生の頃から多くの注目を浴びています。検索ワードで「大西麻貴 卒業設計」「大西麻貴 コンペ」が出るほどです。
2015年や2016年の卒業設計に取り組んだり、取り組む予定の多くの学生にとっては絶対に見逃せない講演です。

5.百田有希さんと事務所「大西麻貴 + 百田有希」設立

京都大学での同級生、百田有希さんと事務所を設立されて活動していらっしゃいます。
将来自分の事務所を持つことに関心のある人は年齢を問わず必見です。

6.有名建築家との交流

京都大学在学中に建築家の伊東豊雄氏に指導を受けたそうです。
いろいろな媒体で印象に残っている伊東氏とのやりとりを紹介していらっしゃいます。
また西沢立衛氏とも親交があり、コンセプトブック「8 stories」には大西先生の西沢氏へのインタビューが掲載されています。

いかがでしょうか?
このコラムを読んでいる方ならきっとわかっていただけているかと思います。

次回公演は

日時 1/25(日) 16:00頃から
場所 名古屋工業大学講堂

です。お見逃しなく。

意匠じゃない建築学生の発見。。。

NAFには意匠専攻でない建築学生もいます。私です。

たまたま施工の授業の内容に関することを体験することがあったので書きます。

去る今年の10月17日に文化審議会から新たにいくつかの建築物を国の重要文化財に指定する旨の答申がなされました。
≪国宝・重要文化財(建造物)の指定について – 文化庁http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/2014101702.pdf

伊藤忠太設計の築地本願寺本堂らとともに指定されたのが名古屋市庁舎と愛知県庁舎です。
どちらも昭和前期の建物で

名古屋市庁舎は正面の高塔と特産のタイルによる独創的な意匠、

愛知県庁舎は名古屋城に近い入母屋造屋根をもち、当時の建築思潮をもっともわかりやすく具現化したとされています。

ここまではいかにも教科書的ですが、、、

ただほめるのもアレですし。。。。。

1930年代にできた建物だけど、コンクリートとか大丈夫なのかなぁと気になる性格なもので

先日11月3日は文化の日で

名古屋市庁舎と愛知県庁舎の一般公開があったので行ってまいりました!!

とはいえ恥ずかしながら普段のお勉強がまずまずなので、無い知識で少しでも発見があればと思いですが。。。。。

定番の窓から斜めに入るひび割れを発見!

あと、下の写真は名古屋市庁舎の屋上、パラペットのところなのですが、やはり80年選手で、雨が直接当たり続けたということもあり、下のモルタルの部分がはがれてしまっていました。

拡大すると、この鉄筋は現在ではほとんど用いられていない丸鋼を発見し、施工の歴史を実感しおおぉ~ってなりました。

(丸鋼とはでこぼこのない鉄筋のことで、コンクリートとの付着力が弱いため現在ではほとんど使われていません。 )

教科書と目の前の建築が一本につながった瞬間の興奮を噛みしめた次第です。

「勉強にもっとも大切なものは何ですか」にどう答える?

広報委員会所属の「牧 聡」です。よろしくお願いします。
(かつて「牧 恥」と間違えられたことから、「まきち」と呼ばれることが多いです。)

気になったことがあると聞かずにはいられない性格で、ほかの人がしている質問に割り込んでいって最終的には自分が質問していることもしばしばです。(被害者の方ごめんなさい。)

質問の魅力は知らないことが知れるだけでなく、その答え方や反応も人によって違うから奥が深いんです。

大学に入ってからも2年半でいろんな質問をしてきましたが

ひとつ決めている質問は

「勉強にもっとも大切なものはなんですか?」

大学の先生や先輩、企業家、医者、留学生など、多くの人に失礼ながらこの質問をさせていただいています。

皆さんいつも親切にこたえてくださり、答える人によって

「当事者意識(もっとも納得させられました)」、「情熱」、「興味・好奇心」、「適切な目標設定」、「いい意味でのあきらめ」、「老師」etc…

義務教育では「それさっき言いました」という“魔の質問殺しのフレーズ”があるので、なかなか質問しにくかったのですが

特にこの建築の世界は抽象的なことから具体的な形の話まで多岐にわたり、質問好きとしてはずっとびんびんしています。

NAF2015のスローガンは「近未来に問う」です。

このNAFからの1つの同じ質問に対してどのような答えがあつまるのでしょうか?

出展者たちは、近未来にいったい何を問い、どのように答えるのでしょうか。。。

 

こんなことを書いてますが
牧はいわゆるコミュ障なので
質問は
「好き」ですが
「苦手」ですorz
同士募集してます…