みなさん、こんにちは~!

今日のコラムは、デザイン委員会のダークホース...ありません。(笑)
前回の会議で「ダークホース」という言葉とともに笑いが起きていたのは、
このことだったのか...と思いながら前回のコラムを眺めていました。(笑)

改めまして、NAF2017デザイン委員会の川北翔がお送りします!
ちなみに、名城大学の1年生です。

ということで、冗談でも得意とは言えないタイピングと限られた語彙力で、
デザイン委員長の期待にお応えするため、僕なりに頑張ります!
最後までお付き合いよろしくお願いします。

さて、そろそろ本題に入りましょう。

先日2月24日(金)に名城大学で卒業設計の最終講評会が開催されました。
常勤講師5名と非常勤講師8名の合計13名の審査員が4グループに分かれて巡回し、
学生よるプレゼン2分と質疑応答4分をもとに審査が行われました。
各審査員がそれぞれの作品に投票し、最終的に、最優秀賞1名、優秀賞2名、
アーキテクト賞1名、奨励賞3名、環境賞1名が選出されました。

ここで、話は2月3日(金)にまで遡ります。

僕はこの日から、志望していた研究室の先輩方の卒業制作のお手伝いを
させていただくことになりました。
僕は、以前からその研究室の活動に参加させていただいており、
ほとんどの先輩方にお世話になっていたため、正直なところ、
どなたのお手伝いをさせていただくか、とても迷いました。

そこで、先輩方に貴重な時間をいただき、
設計案の詳細や手法などを伺うことにしました。
時間の関係などもあり、全員のお話を伺うことはできませんでしたが、
先輩方のご厚意によって、最終的に1人に絞ることができました。

僕がその先輩を選ぶ決定的要因となったのは、
「この提案の実現は不可能だと分かっていても、今ここで起きている問題に対して、
『建築』を操作することで、こういうことができるんだよ、ということを言いたかった。」
という、心のこもった言葉と熱い想いでした。
もちろん、先輩方のお話を伺って回るときはメモを取っていたのですが、
この言葉だけは心に刻まれたかのようにメモには残しませんでした。
その他にも、4つのブレないルールを軸とした設計手法や、
既存と提案を繋ぐ的確なプログラムなど、いくつかのプロセスに惹かれました。

こうして始まった僕のお手伝いでしたが、
卒業制作は、僕が覚悟していた以上に大変なものでした。

基本的に、模型の作成を中心に行っていましたが、
自分が設計して書いた図面ではないので、自分の図面での表現方法のとの違いや
高さ方向の関係の把握に少し苦戦しました。
特に、山を敷地とした提案で、コンタ模型がメインだったので、
自然の山の地形と、そこを通る人工の道路との関係や
提案により掘削された部分の表現や加工には苦労しました。

先輩の大切な模型で失敗するわけにはいかないと思い、
少しでも迷ったらすぐに確認し、羞恥心などは捨てていました。
しかし、徐々に理解して慣れてくると、もはや楽しさしかありませんでした。

そして、最終講評会の直前...バタバタしていました。(笑)

不眠不休で完成を目指したものの、最後の1個の詳細模型が非完全体でした。
同じくお手伝いをしていた3年生の先輩と相談して、
一度は完成の断念を促されましたが、悔しくて諦め切れず、
残り僅かな時間の中で最低限の状態まで仕上げました。

展示台にその詳細模型が並んだときは、とても興奮しました。
他の詳細模型との完成度の差と、展示台の裏側の作業の痕跡が
直前まで格闘していたことを物語っていました。

そんなこんなで迎えた最終講評会。

無事にプレゼンも終わり、ついに投票のとき...
ただひたすらに祈ることしかできない僕も、変に緊張していました。

会場のスクリーンに表示された一覧表に次々と票が入り、
先輩の票数も順調に増えていきました。

そしてついに...
お手伝いしていた先輩が最優秀賞に選ばれました!!
僕は拳を小さく握り、心の中で喜びました。

すべての受賞者が発表され、最終講評会の終わりが告げられたとき、
真っ先に先輩のもとへと向かいました。

すると、先輩の目には涙が。
初めて見る先輩のその姿に、僕は思わずもらい泣きをしてしまいました。
しかし、同じ研究室の先輩方に祝福されているのを見て、すぐに笑顔を取り戻しました。

1年間ずっとこの提案と向き合ってきた先輩の涙には、
僕の涙とは比べものにならないほどの想いが詰まっていたと思います。

そんな先輩のお手伝いをさせていただけて、本当に良かったです。
僕はこの卒業設計を通して、たくさんのことを学びました。
お手伝いをしていない人はもちろん、他の先輩のお手伝いをしていた人には得られない
何か大きなものを得ることができたのではないかと思います。
そして何より、こんな僕に優しく接していただいた先輩方や、
お手伝いを通してこれからの僕の建築人生の糧となる時間を与えていただいた先輩には、言葉では言い表せないほど、心の底から感謝しています。
本当に、本当に、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

何だかとても長くなってしまい、申し訳ないです。
僕の今の気持ちを言葉にしてみました。
でも、この文に嘘や偽りはありません。

本当はもう1つお話したいことがあったのですが、
これ以上長くなると読む側も大変だと思うので、やめておきます。(笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!